ボーイ・ミーツ・ガール
the cores

キャラ紹介。あなたはときどき奇妙な感覚に捕われたりはしませんか?

工藤兵吾/ナイトウォッチ“マバロハーレイ”   →[真実の世界を視る]

本編の主人公。カプセル船のジャイロサイブレータが造った幻の世界に生きる普通の高校生(中学生?)。芯が強く度胸もある少年。その真の姿はナイトウォッチ“マバロハーレイ”コアの“精神安定装置”としてのサブ人格であった。クラスから孤立したりしながらも、幻の世界で安定した学生生活を営んでいたが、告白をカムフラージュに彼に接触してきたリーパクレキスの安全装置・景瀬観叉子によって、世界の真の姿トウォッチ“マバハーレイ”コアの精神崩壊を聞かされ、否応無しにコアの代役としてナトウォッチ“マバハーレイ”を駆り“虚空牙”からカプセル船を守る闘いに身を投じる事になるのであった。

スポーツ全般、特に昔からやっていた野球が得意。それは当然で、“虚空牙”との初戦闘時に実は人類史上有数の戦闘センスの持ち主だった事が発覚する。同じ団地に住む槇村聡美とは小学校入学以前からの幼馴染だが、実際の彼女の肉体はカプセル船の中に何億と有るカプセルの一つに保管されているか、もしくは受精卵状態で保存されていると思われる

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景瀬観叉子/ナイトウォッチ“リーパクレキス”   →[真実の世界を視る]

澄ました感じで学校でも噂の美少女を装った、ナイトウォッチ“リーパクレキス”コアの精神安定用サブ人格。本来、コアの安定装置はその役割(精神的に安定している事)の為、世界の正体を知る事は無いのだが、元々“リーパクレキス”コアであった彼女は、当時安定装置であった方の“景瀬観叉子”が自殺を試みた際にコアと安定装置の役割を交換した過去があり、彼女は安定装置でありながら世界の正体を把握している。

上記の理由で、普通の安定装置と異なりコアの方の“景瀬観叉子”と情報を交換出来る。“マバロハーレイ”コア崩壊の際には、告白をカムフラージュに安定装置である工藤兵吾に接近し、彼をマバロハーレイとのリンクに導いている。以来、工藤兵吾の相談相手兼、マバロハーレイのサポート役的な役回りをこなしている

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妙ヶ谷幾乃/fs4,025   →[真実の世界を視る]

兵吾とは学年がひとつ上の女子高生漫画家に身を窶した、幻の世界の管理者(の一人)。高級マンションに住み、雑誌連載を3本持つその彼女の正体は現実の肉体を持たないプログラム上だけの模造人格であるカプセル船の中の人間達の幻の世界を守る事が任務であり、常に妨害工作や世界を乱すものと戦っている。

機械の人格とは言え感情表現は豊かで、プログラム人格という感じは全然無い。普段の服装(漫画家モード)は眼鏡着用、髪を後ろでひっつめて、だぶついたジーパンに、ゆったりとした無地のシャツ(中澤一登氏の挿し絵が非常に良い)というラフなスタイルだが、眼鏡を外すと一瞬で身体にフィットした虹色のスーツに飾り付きフードという、未来的ファッションの管理者モードに変身する。兵吾に対しては後輩を可愛がる様な、プチ色仕掛け的な態度を取りつつも自分の任務は忘れない。魅力的な女性キャラクター。

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