備忘録

2002/11/19 (Tue)

小説 「榊 涼介/ガンパレード・マーチ 5121小隊 熊本城決戦」
榊 涼介氏によるガンパレ小説第3弾。前作「決戦前夜」を前編として、引き続きゲーム中最大の山場・熊本城攻防戦の中盤からクライマックスまでを描いています。

 面白い!いや〜一気に読めました。凡百のノベライズとは作者の筆力が段違い。少年少女や戦場の描写が素晴らしく、『熊本城攻防戦ってホントはこんな風だったんだ〜』とか錯覚してしまう程です。全体の雰囲気もゲーム内描写の正常進化形と言いますか、ゲーム本編から得られる印象を豪華詳細にした感じ。手に汗握る展開に終始熱くなりながら読めました。1本の作品としても実に面白いので、他人に「ガンパレってどんな話?」と聞かれた時にはこの本を勧めたい。と思います。

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